7月9日〜7月31日

8月1日〜8月31日

9月1日〜9月26日



9月1日

9月に入って、土曜の午後にも教習を受けられるようになり、今日は2時間技能教習を受けた。 3段階は、まず路上教習8時間。はじめの1時間は消防署脇から消防本部西交差点に出て、 そのまま20号を穴山橋へ。そこでいつものようにUターン。早々と教習所に戻って場内で クランクと方向変換。
次の時間は今までとは違うコース。まず下宿交差点を右折してN高校脇を通り、相垈交差点を 左折、東中学校前交差点を右折して七里岩トンネルをくぐり、20号に出てK市方面へ。 やや渋滞していたが、下今井交差点(ジャンクションみたいな)でN市方面へ戻る。で、 消防署脇から教習所に戻る。場内で縦列駐車の練習。
この日は5日にある二種学科試験を受けることに決め、書類を作ってもらうよう頼んだ。 それをもって5日に八田村の免許センター(かな?)に行って学科試験を受ける。1回で受かる 自信がないので早めに受験することにした。5日にだめでも12日、19日がある。それに 受からないと25日の卒業試験を受けられない。

9月5日

急遽二種学科試験を受けることになり、朝早く起きて八田村の免許センターに向かう。ところが、 20号から先の信玄橋までが大渋滞。時刻は8時20分。受付と適性検査を8時半までに 済ませなければならないと思っていたので「もう遅刻だ…」と思っていた。駐車場に車を止め、 受付前の自動車教習所協会に書類を提出する。「もう遅いですか?…」と尋ねると、「これに 記入して。8時半から受付だから」。…。あら勘違い。ホッとして受付開始を待つ。受付では 書類の確認と受験料(¥3300)を納めて次は適性検査。これが一番の気がかり。視力は 眼鏡のおかげで何ともないのだが、深視力が苦手である。N教習所より真ん中の棒のスピードが 速かったが、頑張って3回ボタンを押して止める。「かなり遠いよ」という検査官の言葉。 「だめか…」と思っていたが、「眼鏡作ったのいつ?」「とりあえず適正通すけど、眼鏡 作り直した方がいいぞ」。と、適性検査合格の判子を押してもらった。誤差を見ると20ミリ、 13ミリ、19ミリ。…ギリギリではないか。あるいはひょっとして、おまけしてくれたかな?。 ついでに聞いてみた。「もし学科試験がうまくいかなかったら、また適性検査受けるんですか?」。 すると1回通ればもう受けなくていいそうだ。これで肩の重荷が取れた。次は学科試験だ。
説明を受けた後、仮免や原付の人と混じって学科試験を受ける。大型二種は90問+イラスト 問題5問。教習所の卒効果試験よりは簡単かと思われたが、そうでもない。きわどい、 判別しづらい問題が少しあって、それを数えると合否微妙なライン。時間は50分だったかな?。 試験を終えて発表を待つ。その間、隣の山梨自動車学校のコースで行われているバスの試験を 見る。N教習所よりバスが新しい!。うらやましい…。普通車の試験も行われていたが、こちらは 山梨自動車学校の車ではないようで、教習所名も書かれていない代わりに「No.017」のような 表示があり、ナンバーが「わ」だ。レンタカー?。不思議である。発表まで1時間ほど 待たされたかも。電光掲示板に受験番号が表示される。自分の番号は「031」。手応えは あったが……、……、受かった!!。これで一つ、大きなハードルを乗り越えたと思っている。 自分では。技能試験を続けて受けないので、書類を返してもらって一旦帰宅。めでたし、めでたし。 でも、1回目の卒効果が83点で90点未満だったから、もう1度受けなくてはならない 決まりになっているし、まだ受けていない二種学科など5項目も聞かなくてはならない。
1530からいつもの教習所でいつもの技能教習。1時間目、消防本部の脇から20号に出て 甲府方面へ。下今井の交差点を2回左折していつも使っている県道6号へ。こんな狭い道を 通るのか、と心配&感動していると、塩崎駅入口交差点で左折して20号を右折。船山橋北詰 交差点を右折して下宿交差点を左折。県道17号を進み、七里岩トンネル西交差点で信号を 使わず(左折可)20号に出て消防署脇から教習所に戻る。場内に入ると「好きなように走れ」と 教官が言うので苦手なクランクをやってみる。
2時間目は一番多いパターン。県道17号を進んでトンネル西交差点から20号に出たら ひたすら穴山橋まで進み、Uターンして20号をひたすら戻る。消防本部西交差点の手前から 体育館脇の駐車場横を通りぬけて教習所に戻る。この時の教官はやたら知り合いがいるようで、 前にもそうだったが20号で山交バスやトラックとすれ違うとき、たまに笑って手を振る。 顔の広い方だ。場内で縦列、クランク、方向変換。
このままいけば、25日の技能試験は大丈夫、かな?、という気になってきた。

9月6日

15時半からと16時半からの2時間技能教習を受ける。昨日と同じ教官の組み合わせ。 はじめの教官は前回と同じように沢庵工場の横を抜けて消防署脇に出てから20号に出る。 20号をひた走り、穴山橋先でUターン。このルートは飽きた。大学のこととか話をしながら走る。 次の教官はよく話し掛けてくる人。今回はトンネル西交差点から20号に出て20号を少し西へ 走った後、桐沢橋東詰交差点で左折して橋を渡り、その先で方向変換。再び橋を渡って20号を 戻り、早々と教習所に戻った。そして場内でAコースと呼ばれるコースを周る。久しぶりなので 順番を間違えた。この日はトラック2台とトレーラーが場内を走っていた。大型だらけ。 クランクもバッチリ、方変も大丈夫。切り返し(鋭角)が少し上手くいかなかった。
路上教習ではいつも後ろに長い列を作ってしまう。教習車は制限速度を守って走るから 仕方がないのだが、いつも渋滞の原因になってしまって申し訳なく思いながら走る。中央線が 黄色だから追い越したくてもできないで我慢してついてくるトラックやダンプの方々、 僕の路上教習はあと2回で終わるので、それまで辛抱してください。普通車よりはスムーズに 発進&右左折しているつもりだけど。
分割で納める教習費、さすがに4万円しか納めていないと気まずいと思って、この日 10万円追加納入。これでもまだ半分くらい。高いなあ。

9月8日

11時半からの学科教習を聞く。2種を取ろうという人に果たして「高速道路の走行」は 必要であろうか。通行できる車とかはともかく、合流の仕方、とか…。それはさておき、 レーザーディスクを見ていると、ETCの説明が出てきて感動した。対応が早い。

9月10日

2種旅客学科3時間は、毎週月曜、予約のあった場合のみ開講される。9月になって僕以外に 2種を取ろうとする人も増えたから自分1人じゃなかろうと思ってこの日に受けることにした。 結局、僕1人のマンツーマン授業。2種のレーザーディスクはどんなものか楽しみにしていたら、 テキストの要所をかいつまんで説明したり、「以前こういうことがありまして…」と教官の 体験談を語ってくれたり、正直言って退屈な授業だった。既に学科試験に受かってしまったため、 それほど緊張感もなかったし。具体的に、テキストに載っている項目は、「旅客自動車の運転者の 心得」、「道路運送車両法及び保安基準」、「道路運送法」、「旅客自動車運送事業等運輸規則」、 それと「その他旅客自動車運転者として必要な構造の知識」としてディーゼルエンジン、 エア・ブレーキ、LPガスエンジンに関しての説明である。デコンプとかドレンコックとか レギュレータとか、教習中にいくつか耳にしたが、聞きなれない言葉である。学科試験では 「坂道で車にトラブルが生じた場合に乗客を降ろすこと」、「バスは夜間室内灯をつけること」、 「危険物を持った人の乗車拒否」なんかが問われる。まあ2種の問題なんて数えるほどで、 1種の問題の方が手強かったりする。微妙な引っかけ問題もあったりして。話は戻って今日の 講義、同じ教官が3時間。最後に外に出て教習車のトランクを開けてLPガスのタンクを 見せてもらったりしたが、つくづく面白味にかける授業だった。残る学科はあと1個。

9月11日

3段階の技能教習は規定12時間のうち路上8時間。今日で路上教習が終わる。台風一過の いい天気だった。1時間目は消防署脇から20号に出て西へ進み、七里岩トンネルを通って 2つめの信号を左折。突き当たりを右折して141号の絵見堂交差点を右折。相垈交差点を 右折して東中学校前を右折。またトンネルをくぐって20号をK市方面へ。下今井の交差点を 左折して県道6号をN市へ戻り、消防署脇を右折して教習所に戻るコース。県道6号はバスに とっては狭い。場内で方向変換、縦列駐車。
2時間目は穴山橋先でUターンする最もポピュラーなコース。20号をひた走る。教習所に 戻ってAコースを周る。これで路上教習が終わり、あと4時間場内教習、そしてみきわめ、 卒検。いよいよ再来週。緊張してきた。

9月12日

既に二種学科試験には受かっているのだが、卒業検定試験前効果測定という言わば模擬試験を 2回受けなくてはならないので、受けに行く。1回目で90点以上取れれば2回受けなくて よかったそうだ。で、これほど気楽に受ける試験も珍しい。試験といってもそれほど堅いもの でなく、マークシートに慣れて自分の実力を知る程度の位置づけでしかない。変な問題が多い。 1個、非常に気になったので、メモってきた。「停止している状態でハンドルをまわしたが、 ハンドルが全然動かなかった」。……一見普通の文章だが、これに正誤で答えるというのが 間違っている気がする。試験後に教官に尋ねたら「ハンドルが動かないというのは故障だから バツ」…だそうです。他にも「二輪車に乗っているときの視界は縦長に見える」というのがあった。 乗ったことがないのでよく分からない。前に教官が「教習所の模擬試験を簡単にしては意味が ない。本番の方が簡単だよ」と言っていた。実際、今回の僕の得点は85点。まあこれはちゃんと した問題すら間違った結果なのだが(笑)。何はともあれ、点数は問題ではなく、2回受けた ということで卒業検定の条件を1個クリアしたことになる。
教習所の都合で技能教習の予約を取るのが厳しいそうだ。とは言っても僕はどうしても 再来週卒検を受けたいのだけど、と来週技能教習を入れてもらう。どうやら教習所の方々の 話からすると、規定時間数では卒業させない方針らしい。「オーバーするので余裕を持って…」と 言われた。まあとにかく、あと5時間プラスα技能教習を受けて卒検に挑むのみ。

9月14日

最後まで残っていた学科15番。これはいつも朝にしか設定されていないのでなかなか 受けられなかったが、今日は早起きをして聞きに行く。8時半からなので家を出たのは 7時45分。ひょっとして通勤の渋滞に巻き込まれるかと思ったが、それほど道は混んでいない。 第一学科教室で待っていると、教室変更の知らせ。この部屋はペンキを塗るらしい。 ペンキを塗り終えた仮免学科教室は、まだ机の塗装が完全に乾いていない。若干ペタペタするが 色は移らない。今日は死角について講義を受けた。レーザーディスクも見た。京王バスが 映っていた。いつも通りの50分間。これで2種に必要な学科は全て聞いた。

9月17日

技能教習を3時間連続で受ける。教習所に着いて中に入ったら驚いた。床が泡だらけ。 14日のことも考えると、どうやら大掃除週間のようだ。この日も教習費用を持っていった。 10万円近く支払って「あといくらくらいですか?」と尋ねると、13万だと言われた。 まだまだだ…。
1時間目、場内のコースを覚えるため、Aコースを走った。クランクが1発では通過できないが、 切り返しをしても減点にはならない。左前がつっかえても少し戻れば難なく通過できるが、 バックするためには後方確認が面倒。呼称がね…。2時間目はCコースを中心にやる。 Cコースは方向変換がなく、代わりに縦列駐車をやる。1時間目と違ってよく話し掛けてくる 気さくな教官。3時間目はAコース。場内には教習車は殆どいなく、皆路上に出てしまったようだ。 コースを広々と使える。ただ、大型二輪教習が行われていて、まだ初めての教習生が 結構飛ばすものだから、見ていて恐ろしい。運転に集中しようにも、気になる、たまに邪魔になる。 この時間は二輪の危険性について教官と話しながらコースを周る。「俺も若い頃は危ない運転を…」と 教官の話に耳を傾ける。確認呼称がおろそかになるが、教官は話に夢中なので特に指摘されない。
あと2時間+検定で終わるだろうか。オーバーすると費用がね…。

9月19日

順調に行けばこの日みきわめ、というつもりで2時間教習を入れた。ところが、1時間目が 問題あり。教官と話でもしながら、と話しかけたら注意がおろそかになり、カーブでバスが 対向してきたのでやや左に寄ってそのまま通行していたら、案の定左後輪が縁石に乗り上げた。 検定では脱輪とみなされ検定中止だが、検定ではないので笑って誤魔化す。それが教官に 悪い印象を与えてしまい、「君はなめてるね」と言われてしまった(笑)。当然、そういう状況では 一旦止まってカーブでのすれ違いを避けるべきだった。他にも右折時に対向車を妨害したと みなされ、復習項目に印がついてしまい、次の時間はみきわめではなくなった。
2時間目、さっきの態度を反省し、真剣にコースを回ると、教官が「今のところ満点だよ。 どうしてさっきの時間だめだったんだ?」と聞いてきた。コースを完全に覚えていないという 課題も残しつつ、操作と確認呼称は問題なし。この項目が終了し、3段階終了。次の時間は みきわめということになった。
連休に予定が入っているため、検定直前に乗るべきか、早めにみきわめを終えておくべきか、 スケジュールをどうするかかなり悩む。最良の方法はみきわめを早く終えた後、検定の直前に 2時間くらい練習しておくのがいいのだろうが、当然練習には費用がかかる。 1時間7000円するので、そう練習を増やすわけにはいかない。7000円払って練習した ところで検定合格確実ではないし、7000円ケチったために検定に不合格ということも 考えられる。果たして、どうなったかな?。つづく(笑)。

9月21日

みきわめ。15時半から、前回の失敗を重く受け止め、真剣にやろうと決めた。すると 緊張が高まった。幸い気の合う教官に当たり、言われた通りにコースを回る。Aコース。 問題なし。時間が余っているので続けてCコース。問題なし。さらにBコース。コースを 間違えたところもあったが、全体的に問題なし。コースはよくやらされたAコースだけ 完璧に覚えているが、BとCはあまりやっていない上に、微妙な違いなので覚えていない。 コースを完璧に覚えるよう言われたが、他は大丈夫。みきわめ良好を頂いた。これで 残すところ卒業検定のみ。コースを間違えても減点はされないが、正しいコースに戻るために 交差点などを余分に通過しなくてはならず、その時にも完璧な操作と確認呼称が要求される。 間違えないにこしたことはない。
受付でコースが印刷された紙をもらい、試験日までに頭に叩き込むことにする。残金を 計算してもらったところ、まだ14万も支払わなくてはならない。試験日は25日。 免許証と残金を持って11時半までに来るよう言われた。試験ではバス2台を使い、 各3人ずつ計6人が試験を受ける。僕は使い慣れている7号車のようだ。あとはコースを ちゃんと覚えられるか、に合否がかかっている。コースは抽選で決まる。Aコースになると 楽なんだけどな…(笑)。
ちょいと関係ない話を1つ。教習簿は持ち帰れない。受付前の棚に差しておく。50音順に 別れていて、ふと自分の棚を見ると、「田艸川」という名字。「たくさがわ」、と読む。 珍しいなと思っていたらその隣には更に珍しい名字があった。「松七五三」。一発で変換された から有名なのだろうか、「まつしめ」と読むそうだ。世の中にはいろいろな名字があるなあ。 それだけです。

9月25日

技能検定の日。まずは受付で残りの教習費を支払う。139800円。メンバーが揃った 時点で2階の第2講義室に集まり、教習所の教官から注意事項、説明を聞く。このとき、 信号を通過する際に黄色になって一時停止線を越えて停止した場合は、必ず後方確認後、 バックすること、と言われた。これは初耳だ。まさかこれが後で問題になるとは…。 次番者がドアの後ろの席に乗ることや慣らし走行100メートルのコース説明もあった。 13時から試験管が教習所に来て、準備が整ったらコースの抽選、そして検定開始となる。 説明が終わったのが12時。1時間あるので、他の受験者と一緒にラーメン屋へ昼食を 食べに行く。この席でもコースの特徴とか確認呼称の方法とか最終確認を皆で行う。
13時に1階ロビーで待つ。検査官がやってきて2階へ上がっていく。教習所の事務員が お茶を持っていく。しばらくして検査官が降りてきて、視力検査を行う。これは、検定日の 前1ヶ月以内に検査を済ませた人は免除される。僕は2種学科試験が9月5日で、このときに 視力深視力の検査を行ったので、今日は受けなくて良い。これは非常に助かった。場合によっては 検査回数が1回増えるわけだから。今回受験するのは6人。3人ずつ2台のバスで行う。 検査官も2人。表によると僕は2番なので、1台目のバスの2回目の乗車となる。 1番と4番の人が抽選を行い、コースを決める。おそらくは普通車の仮免試験のときと同じように、 箱の中から色のついた3つのボールのうち1個を取り、コースを決めるのであろう。1台目の バスはAコース、2台目のバスはBコースに決まった。Aコースは一番多く走ったので、 幾分不安が軽減されたと思う。この後コース図を配られ、15分くらいかけて覚える。 教習所の教官は、「この時初めてコースを知ったということになっている」と言う。 14時からいよいよ検定開始。
僕は2番なので1番の人が試験を受けるときに乗客としてバスに乗り込む。受験者より先に 乗り込み、席についてシートベルトを締め、あとは1番の人の運転を後ろから見守る。 1番の人の運転は完璧に近く、検査官も何も言わなかった。さて、1番の人が出発点に戻り、 エンジンを止め、運転者に続いて外に降りると僕の番だ。3番の人をまず乗せてから車の周りの 安全確認。乗り込んでドアを確実に閉め、お願いしますと言って運転席につく。「準備が できたら慣らし走行を始めてください」と言われ、ミラーの位置調整をした後、エンジンを かけて周りの安全確認後発車。小さく回ってスタート位置に戻り、再びギヤをバックに入れて 駐車の措置。また「準備ができたら始めてください」と言うので車内よし、ミラーよし、 ミラー後方よし、前よし、ミラー後方よし、出発。歩行者よしで外周を回り、40キロ 出すところでもぴったり40キロ出せた。一時停止は良かったのだが、その後交差点に 差し掛かったところで、信号が黄色になり、ブレーキをかける。停止線をミラーがはみ出した だけだが、先ほどの説明で教官が言っていたことが気になり、後方確認後少しバック。 検査官が「何でバックするんだ。停止線越えてないじゃんか」ときつい一言。これはもっともな 指摘。しまった…。気を取り直して、クランクに挑戦。1回で抜けることを目指さず、 左前部がポールに触る直前まで行き、確認後に切り返す。これで減点はないはず。 方向変換も問題ないと自分では思っている。左後輪が縁石ギリギリで危なかったかも。 方変を出てS字。これも問題はない。再び信号を通って坂道発進。その後内周に入り、 ここでまた問題が。障害物(駐車車両)を追い越そうと思ったところで遥か前方にバスが見えた。 この直線は、対向車(外周)が40キロ(普通車は50キロ)を出すところなので、前方の カーブに対向車が見えたら追い越しを始めてはいけないといつも教官が言っていた。今回は カーブよりも向こうだったが、バスなので高さがあって存在が確認でき、念のため止まった。 すると検査官が「今の行けただろ!」とやや強い調子で指摘する。これはマズイ。1番の人には 何も言わなかったのに僕には文句だらけだ。対向バスが通りすぎた後追い越しをして踏み切り 停止、信号を通って切り返し。また信号を通ってスタートに戻る直前も、優先道路に出る際、 左に踏切の前で止まっていたバスがいて左から来る車の確認ができないので、バスが踏切を 通りすぎるのを待っていたら、「もう!」と検査官がいらついている。だって…と思っても 言い訳は通用しないだろう。スタート地点に戻ってエンジンを切ったが、ショックがあったのか、 降りた後ドアを閉めるのを忘れ、「ここの人は皆マナーが悪いな。誰も降りた後ドアを 閉めないんだな」と検査官が言う。とどめの一言。「終わったな…」と思った。
3番目の人が検定を受けているときは1番目の人が一緒に乗り、僕はロビーの外で待つ。 もう1台のバスを使っている受験者や、今日検定を受けない2種教習者の人たちと話をする。 「散々言われました…」と。2種担当の教官もいたので、こういうことがありました、 こう言われましたと説明する。訴える気持ちで。2台目のバスに乗っている6番の人は、 通常より早い時間にスタート位置に戻ってきたので、皆が「あれ?」と思っていると、 やはりクランクでタイヤが縁石に触ったと検査官に言われ、検定中止になったそうだ。 自分はそれよりはマシだが、自己採点(自信)60点といったところか。来月再試かな…。
皆が試験を終えると、教官が検査官を乗せてコースを回り始めた。おそらく、教習所の 指導内容を検査官に説明しているのだろう。当教習所ではこう指導しています、と。 それが終わると検査官は再び2階の部屋に行き、受験者は1階ロビーで結果発表を待つ。 また事務員がお茶やぶどうを持って上がっていく。何とか教官が検査官を説得してくれると 助かるかもなあなんて、わずかな期待をしながら待つ。
合否発表。2階の部屋に呼ばれ、6人並んだところで「6人のうち、5人合格。不合格は タイヤが縁石に触れた○○さん(6番の人)」と言われた。ということは、僕は合格じゃん。 やはり教官の説得のおかげか。ここでちょっとした解説(説教)をされる。僕に対しては、 駐車車両追い越しのとき、どうしてあの位置で止まるのか、と聞かれた。教習では追い越し 車両の手前に交差点があるので、交差点の手前で対向車の通過を待つと教わったのだが、 あえてこのときは反論せず、「はあ…」とだけ答える。6人全員合格すればもっと 皆で喜び合ったのだが、1人不合格者がいたので、あまり大袈裟に喜ぶことはできない。 1台目のバスで検定を受けた人は3人全員受かったので「おめでとうございます」と言い合って 握手する。免許交付は明日。受付の事務員、2種担当の教官、外にいた教官にも挨拶をして 家に帰る。最後になりましたが、教習所の教官、事務員、清掃員の皆様、お世話になりました。 ありがとうございました。

9月26日

教習は終わったが、まだ免許が手元にないので、八田村にある免許センターに行って免許の 交付を受ける。前回二種学科試験で行ったときは渋滞に巻き込まれて時間が迫り焦りまくったので、 今日はかなり早目に家を出た。10時半に来いと言われているところ、家を9時前に出たら、 免許センターに9時半に着いてしまった。しかもこの日は更新か何かで駐車場が満車。 止める場所を見つけるのに苦労した。ロビーの長椅子でちょっと待っていたが、ひょっとすると 言えばやってくれるかな、と「だいぶ早く着いちゃったんですけど…」と職員に告げると、 先にやってくれた。まず写真を撮った。次に手数料1750円を支払った。で、待つこと 3分ほど。すぐに名前を呼ばれて窓口に行き、今までの免許と引き換えに新しい免許を受け取る。 恐ろしく早い免許作成に驚いた。一見普通免許と変わりはないけれど、確かに「二種」のところに 免許年月日が書き込まれている。そして隣の表には「大二」の文字。よっしゃ!。




長かった。7月に通いはじめ、約2ヶ月かけてゆっくり教習を受けた。もうこの教習所を 訪れることはないだろうけど、今後ずっと、この教習所を出たという事実はついてくる。 教習所に恥をかかせないよう、立派な、優秀なドライバーになるよう努力する。ただ、 教習費が高いことは痛い。結局いくらつぎ込んだかというと…、375055円。普通免許から いきなり大型二種を取れることを知らずに、大型を取って二種を取るともう少し高くなる だろうから、まあ、これはこれで仕方ないのかな。とりあえず、めでたしめでたし、でした。 おわり。




7月9日〜7月31日

8月1日〜8月31日

9月1日〜9月26日






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