※ネタバレ注意!:作品をまだ観ていない方は読まないでください。楽しみが減ります。


⇒ 「ルパン三世 カリオストロの城」


天空の城 ラピュタ
原作・脚本・監督:宮崎駿


月明かりの中を飛ぶタイガーモス号。
ゴリアテを見つけてニヤリとするドーラ。
フラップターでゴリアテに接近するドーラ一家。
ゴリアテの一室に囚われているシータは出された食事も受け取らず、窓の外を見ている。

ゴリアテに乗りこんだドーラ一家。それを迎え撃つゴリアテの乗組員。
一発くらいは当てろよな。血を見せないのは良いことだけど。
ドーラ一家が敵を傷つけないのは宮崎アニメの良いところ。良心を持つ悪役(笑)。
五ェ門(ナゼ?)の台詞を借りれば「無益な殺生はせぬ」といったところか。

ムスカがトランクを開けて救助信号を出す。
モールス信号で、「・・・−」は「V]ですな。勝ったわけじゃないけど「ビクトリー」と覚える。
通信に夢中になっているムスカの背後から、シータが落ちていた空き瓶でムスカの頭を叩く。
さすがのムスカも気配に気づかず、この一撃は効いたようだ。
叩く瞬間を描写しないところも良い。子供も見る作品ですからね。
気絶したムスカから飛行石を奪い、窓の外へ隠れるシータ。
窓の外って、飛行中の飛行船の窓の外。無謀だね。
隣の部屋の窓へ移ったシータだが、足を滑らせ落ちて行く。

メインテーマ「空から降ってきた少女」
作曲・編曲:久石譲

かつて、空を飛ぶことに熱中し、島までも空に浮かべた時代。
愚かな人間の行為を懲らしめるが如く、島は次々と地上に落ちていった。
そんな感じかな。好きなシーンです。

まっ逆さまに落ちて行くシータを、胸の飛行石から放たれた眩い光が包み、シータはゆっくりと
地上へ下りていく。

パズー登場。
パズー「おじさん、肉団子2つ入れて」
おじさん「めずらしく残業かい」
パズー「うん、今日は久しぶりに忙しいんだ」

夜食を買って炭坑へ戻るパズーが落ちてくる青い光を発見。運命ですね。
パズー「なんだろ…」
近づく。
パズー「人だ!」
落ちて行く先がちょうどパズーの働いている炭坑。
パズーがシータを受け止めるとシータは軽くバウンドするが、次第に青い光は衰えていき、
光が消えた瞬間本来の重さに戻る。
絶対この体勢じゃ支えきれないって。落ちるって。
滑車の傍に気を失ったままのシータを寝かせる。

親方「パズー!、そこで何してる!。飯はどうした!」
パズー「親方!、そ、空から女の子が…」
プシュー!とボイラーから煙が噴き出す。 
絶妙なタイミング。
パズーは自分の着ていたぺらぺらの上着をシータにかけて親方のところに降りていく。
パズー「親方!空から女の子…」
プシュー!。ぼろエンジン、最高のタイミングでシータを守る?。
親方に報告したら村中の騒ぎになってそれこそドーラやムスカに見つかってしまう。
それとも誰も信じてくれないか。

手が放せない親方はパズーにエレベーターの操作をやらせる。
パズーの表情からすると、初めてのことみたい。
操作中にシータが気になってよそ見をするパズー。
親方の「ブレーキ!!」の声で急ブレーキ。
さすが親方、音でブレーキのタイミングがばっちりわかる。

空から落ちたシータを探すドーラの息子たち。
ドーラの息子「だめだママ、真っ暗で何もわからないよ」
ドーラ「ちゃんと探したんだろうねぇ。しょうがない、明るくなってから出直しだ」
途中で光を放ったことを知っているならともかく、落下直後の状態のシータを空から探そう
なんて、無理がある。

翌朝、パズーの家。
床で寝ていたパズーは目を覚まし、ベッドにシータが寝ているのを見る。
夢ではなかった。
昨夜は負ぶって帰ったのかな?。誰にも見つからないように(笑)。
屋根の上に出て7羽の白い鳩を放ち、ラッパを吹く。日課だろうか。
ラッパの音に気づいて目を覚ますシータ。屋根に上がってパズーと挨拶。
シータの顔からは警戒心が消えている。

パズー「安心した。どうやら人間みたいだ。さっきまでひょっとすると天使じゃないかって
	心配してたんだ」
前半は酷い言い方だけど後半は口説き文句ですな。
シータ「ありがとう、助けてくれて。私シータって言うの」
パズー「シータ。いい名前だね。驚いちゃった。空から降りて来るんだもん」
シータ「そうだわ。私どうして助かったのかしら。飛行船から落ちたのに…」
パズー「覚えてないの?」
シータ「うん…」

パズーがシータから飛行石を借りて首につけ、屋根の上から飛び降りる。
飛行石は光ることなく、パズーは階下に落っこちる。
あとでシータは、飛行石を「決して人に渡したり見せたりしてはいけないと言われてきた」と
言っていたのに、ここでパズーに渡している。いきなりそこまで信用してしまって良いのか。

シータは洗面所に向かう途中、壁にかかるラピュタの写真を見つけ立ち止まる。
パズーが下りてきて写真の説明。

パズー「それ、父さんが飛行船から撮った写真なんだ。ラピュタっていう空に浮いている
	島だよ」
シータ「空に浮いている島?」
パズー「うん。伝説って言われてたけど、僕の父さんは見たんだ」
シータはラピュタのことをまったく知らないようですね。きっとムスカに連れ去られたときも、
理由を知らず…。

そこへドーラ一家参上。
シータはドーラの顔をはっきり確認したのに、ドーラは見つけていないなんて、ありですか?。
パズー「オートモービルだ。珍しいなぁ」
シータ「あの人たち海賊よ」
パズー「え?」
シータ「飛行船を襲った人たちだわ」
パズー「シータを狙ってるの?」
シータ「さあ」
パズー「早くこっちへ!」
シータを着替えさせ、親方のいるほうへ逃げるパズーとシータ。ちゃんと前の服も持って逃げ
ろよな。入口のドア、レンガをつけた紐がついていて自動で閉まるようになっている。いいね、
これ。

親方の元へ逃げてきたパズーとシータ。
パズー「あいつら海賊だ!。この子を狙ってるんだ!」
マッジ「海賊?見るぅ〜」
マッジの声はTARAKOさんですね。

おかみさん「この隙に裏からお逃げ!」
パズー「僕も闘う!」
おかみさん「相手は武器を持ってんだよ」
パズー「でも!」
おかみさん「いい子じゃないか、守っておやり」

親方が力自慢でシャツを破る。
おかみさん「誰がそのシャツを縫うんだい?」
って、もう縫って直せるような状態じゃないよ。
殴り合いから始まる一連の乱闘騒ぎも、見ていて楽しい。

機関士「パズー、仕事サボってデートか?」
パズー「悪漢に追われてるんだ!」
機関士「はぁ?」
パズー「ドーラ一家だ」
機関士「海賊かい、おい!」
機関士も知っているほど、ドーラ一家は有名な海賊みたいですな。
フラテリ一家とどっちが有名だろうか…。
え?わからない?。

まだ乱闘が続いている。そこへドーラ到着。
ドーラ「このバカ息子ども!、さっさとお乗り!」
ドーラの息子「え?だって、女の子はあそこに…」
ドーラ「裏口からとっくに逃げたよ。出しな!」
オートモービルでパズー達を追うドーラ一家に、道沿いの家の窓からいろんな物を投げつける
住人たち。
傘、トイレットペーパー、大根、椅子、バケツ、鍋、箒、パン、靴、…。
それでも手榴弾は投げても住人に危害を与えない優しい悪役ドーラ一家。
その様子を伺う黒眼鏡の男。

機関車で逃げるパズーとシータ、それをオートモービルで追うドーラ一家。
手に汗握るこの追いかけっこも見ていて爽快。ディ○ニーとかの外国製アニメではこうはいかない。

軍隊の装甲列車が現れるが、中からは黒眼鏡の男が出てくる。
シータは「さよなら」と走り去る。「ついてこないで」とも言う(笑)。
パズーの身に危険が及ぶことを避けたのだろうが、わけがわからず嫌われてしまったパズー。
ドーラが後ろから追いかけてくるところ、間一髪で避けるが、橋脚から手が離れ、
シータとパズーは谷底へ落下。
それにしてもすごいところに軌道を渡すもんだ。途中の壁にも家が建ててあるし。

飛行石が光り出し、シータとパズーはゆっくり谷底へ下りて行く。
それを眺めるドーラと軍隊。
ドーラ「すごい、欲しい!」
ドーラ一家に向けて軍隊の集中砲火が始まる。
ドーラ「素晴らしい。必ず手に入れてやる」
飛行石の威力を目の当たりにしたドーラは逃げ足速い。

地下深い坑道まで下りたパズーとシータ。
心優しいシータの台詞。
シータ「ひどい目に遭ってないかしら。親方さんや機関士さん達…」
パズー「大丈夫。鉱山の男はそんなにヤワじゃないよ」
タフで人間味溢れる鉱山の人たち。憧れます。

遅い朝食。パズーがシータに目玉焼きを乗せたパンを差し出す。
シータ「嬉しい!おなかペコペコだったの」
パズー「あと、りんごが1個に飴玉が2つ」
シータ「わぁ、パズーのかばんって魔法のかばんみたいね。なんでも出てくるもの」
「ドラ○もんの四次元ポケットみたいね」とは言わない(笑)。
おいしそうに目玉焼きを食べるシーンは多くの人が名場面に選んでいる。
でももう冷めてるよね。
シータが事の経緯を語るシーン。
パズー「ドーラも黒眼鏡も、その石を狙ってるんだね」
シータ「でも、この石に不思議な力があるなんて、私ちっとも知らなかった。ずっと昔から
	家に伝わってきたもので、母が死ぬとき私にくれたの。決して人に渡したり、
	見せたりしちゃいけないって…」
シータ「ごめんね。私のせいでパズーを酷い目にあわせて」
パズー「ううん、君が空から降りてきたときドキドキしたんだ。きっと素敵なことが
	始まったんだって」

ポムじいさん登場
ポムじいさん「子鬼だ。子鬼がおる」
名台詞。さてはウケを狙ったのか?。
パズー「道に迷っちゃったんだ」
ポムじいさん「はて、パズーに良く似た子鬼だ。おまけに女の子の子鬼までおるわい」
パズー「僕たち、海賊に追われてるんだ」
ポムじいさん「ほおぅ」
パズー「軍隊にも追われてるんだ」
ポムじいさん「ほっほっほ。そりゃ、豪儀だなぁ」

移動してコーヒーブレイク。
シータ「おじいさん、ずーっと地下で暮らしてるの?」
ポムじいさん「ふっふっふっ、まさかな。夕べから石たちが妙に騒ぎおってな。こういう
	ときに下におるのは好きじゃがな」
パズー「岩がざわめくの?」
耳を澄ますパズーとシータ。しかし何も聞こえない。
ポムじいさん「ふっふっふっ、石たちの声は小さいのでな」
ポムじいさんがランタンの明かりを消すと、あたりの岩々が青白い光を放つ。
神秘的な音楽もまた良い。
ポムじいさん「どれ、見せてやるかな」
ポムじいさんは石を拾い上げハンマーで叩き割る。2つに割れた石の断面が青白い光を放つ。
パズー&シータ「わぁ…」
光は次第に弱まっていき、消える。
シータ「消えちゃった…」
ポムじいさん「このあたりの岩には飛行石が含まれているんだよ」
パズー「飛行石?」
ポムじいさん「この通り、空気に触れるとすぐにただの石になってしまうがのぉ」
シータは思い出したかのように首から下げている飛行石を取り出す。
飛行石は眩い光を放っている。
シータ「光ってる…」
ポムじいさん「こりゃぁ…たまげたぁ。あんたそりゃぁ、飛行石の結晶じゃ。わしも見るのは、
	はじめてじゃぁ。どおりで石が騒ぐわけだぁ…」
シータ「この石には、不思議な力があるんです」
ポムじいさん「その昔ラピュタ人だけが結晶にする技を持っていたと聞いたがなぁ」
シータ「ラピュタ人…」
ポムじいさん「それででっかい島を空に浮かばしたとな…」
パズー「ラピュタはホントにあったんだね。シータ、やっぱりあるんだよ!」
シータ「おじいさん、その島は今もあるんでしょうか」
ポムじいさんは無言で俯く。

ポムじいさん「すまんがその石を、仕舞ってくれんか。わしには強すぎる」
シータ「はい」
パズー「どうしたの?、じいさん」
ポムじいさん「わしのじいさんが言ってたよ。岩たちが騒ぐのは山の上にラピュタが来とる
	からだとな」
パズー「そうかぁ、そのとき空に登ればラピュタを見つけられるんだ。シ−タ、父さんは
	嘘つきじゃなかったんだ!」
ポムじいさん「なあ、女の子さん…。そのぉ…」
シータ「はい」
ポムじいさん「その石には強い力がある。わしは、石ばかり相手に暮らしてきたから
	よーわかるんだが、力のある石は人を幸せにもするが不幸を招くこともよーある
	ことなんじゃ…」
シータ「はい」
ポムじいさん「ましてその石は人の手が作り出したもの。その…、気になってのぉ…」
パズー「そんなことないよ。その石はもう二度もシータを助けてくれたじゃないか。
	すごいぞぉ。ラピュタは本当にあるんだ!」

場面変わってドーラ一家。
軍の飛行機が去っていくのを地上から確認。
ドーラの息子「いっちゃったよ」
ドーラの息子「船へ帰ろうよママ」
ドーラ「静かすぎる。こういうときは、動かないほうがいい」
名台詞。

場面戻ってパズーとシータ。
パズーが外を確認して、ポムじいさんと別れる。坑道から地上に出る。
2人に手を振るポムじいさんは、これからの出来事を心配しているかのような眼差し。
急な斜面を登って空を見上げるパズーとシータ。
パズー「わあぁ、すごい雲」
パズー「あの雲の峰の向こうに、見たことのない島が浮いてるんだ。やるぞぉ。きっと
	ラピュタを見つけてやる!」
シータ「パズー…。私、まだ言ってないことがあるの。私の家に古い秘密の名前があって、
	この石を受け継ぐとき、その名前も私継いだの。私の継いだ名はリュシータ。
	リュシータ・トゥエル・ウル・ラピュタ…」
パズー「ラピュタ…。そ、それじゃあ…」
ここで飛行機が近付いていることにようやく気づく。時既に遅し。必死に逃げるが軍の兵士に
取り囲まれ、パズーは拳銃で後頭部を殴られ気絶。

パズーが目を覚ますと、そこは軍の要塞の牢の中。
別の部屋では将軍とムスカの会話。
将軍「手ぬるい!。あんな小娘締め上げればすぐ口を割るわい」
ムスカ「制服さんの悪い癖だ。事を急ぐと、元も子もなくしますよ、閣下」
将軍「ふっ、はじめから部隊が出動すれば、ドーラごときに出しぬかれずに済んだのだ」
ムスカ「閣下が不用意に打たれた暗号を解読されたのです」
将軍「なにっ!?」
ムスカ「これは私の機関の仕事です。閣下は、兵隊を必要なときに動かしてくだされば良い」
将軍「ムスカぁ!わしがラピュタ探索の指揮官だぞ!。忘れるなぁ!」
ムスカ「もちろん。私が政府の密命を受けていることも、お忘れなく」
将軍「ぬ、くくぅ。くそう、特務の青二才が」
ムスカが一枚上手ですね。

ムスカはシータが囚われている部屋を訪ね、部屋から連れ出す。
ムスカ「来たまえ。是非、見てもらいたいものがある」
エレベーターで下の階へ降りたムスカとシータは、ロボット兵の安置されている部屋へ。
シータ「これは…」
ムスカ「すさまじい破壊力を持つロボットの兵隊だよ。こいつが空から降ってこなければ、
	誰もラピュタを信じはしなかったろう」
ムスカ「こいつは、地上で作られたものではない。この体が金属なのか粘土なのか、それすら
	我々の科学力ではわからないんだ。ここを見てくれ。怯えることはない。こいつは
	初めから死んでいる」
恐る恐るロボットに近づくシータ。
ムスカ「そこだ」
ムスカが指差すロボット兵の胸には、ラピュタの紋章が。驚きの声を上げるシータに
ムスカが説明する。

ムスカ「同じしるしが、君の家の古い暖炉にあった。この石にもね」
ムスカはシータがつけていたペンダントを見せる。

ムスカ「こいつは君の手にあるときにしか働かない。石は持ち主を守り、いつの日にか天空の
	ラピュタへ帰るときの道標として君に受け継がれたんだ」
シータ「そんな、私なんにも知りません!。石が欲しいならあげます。私たちをほっといて…」
ムスカ「君は、ラピュタを、宝島か何かのように考えているのかね。ラピュタはかつて、
	恐るべき科学力で天空にあり、全地上を支配した恐怖の帝国だったのだ。
	そんなものがまだ空中をさまよっているとしたら、平和にとってどれだけ危険なことか、
	君にもわかるだろ。私に協力して欲しい。飛行石にラピュタの位置を示させる呪文か
	何かを、君は知っているはずだ」
シータ「ホントに知らないんです。パズーに会わせてぇ」
ムスカ「私は手荒なことはしたくないが、あの少年の運命は君が握っているんだよ」
シータ「えぇ!?」
ムスカ「君が協力してくれるんなら、あの少年を自由の身にしてやれるんだ、リュシータ・
	トゥエル・ウル・ラピュタ」
シータ「どうしてそれを…」
ムスカ「ウルはラピュタ語で王、トゥエルは真(まこと)。君はラピュタの正当な王位継承者、
	リュシータ王女だ」
衝撃の事実に言葉を失うシータ。「4へぇ」くらい差し上げたい。

牢から出たパズーはシータと抱き合うが、シータの口からは意外な言葉が。

ムスカ「パズー君、君を誤解していた。許してくれたまえ。君がこの方を海賊から守るために、
	奮戦してくれたとは知らなかったんだ」
パズー「シータ、一体…」
シータ「パズー、お願いがあるの。ラピュタのことは忘れて…」
パズー「なんだって…」
ムスカ「ラピュタの調査は、シータさんの協力で軍が極秘に行うことになったんだ。君の
	気持ちはわかるが、どうか手を引いて欲しい」
パズー「シータ、本当?。だって…」
シータ「ごめんなさい色々迷惑かけて。ありがとう。パズーのこと忘れない。」
パズー「まさか、シータ。約束したじゃないか!」
シータ「さよなら…」
振り返り去っていくシータ。
パズー「シータ!。待って、シータ!」
ムスカ「君も男なら、聞き分けたまえ」
パズー「シータ!…」
呆然とするパズーにムスカから金貨が渡される。

ムスカ「これはわずかだが、心ばかりのお礼だ。取っておきたまえ」
沈んだ気持ちで要塞を後にするパズー。ずっと歩いて帰ったのか?。
帰っていくパズーを要塞の窓から見ているシータ。

ムスカ「思い出したまえ、この石を働かせる言葉を。約束さえ果たせば、君も自由になれる」
シータ「パズー…」
泣き崩れるシータ。

パズーがうなだれて家に帰ると、そこはドーラ一家に占拠されていた。
縛り上げられるパズーにドーラの厳しい言葉が突き刺さる。
パズー「出てけ!。ここは僕の家だぞ!」
ドーラ「偉そうな口を利くんじゃないよ。娘っ子ひとり守れない小僧っ子が」
パズー「なにぃ」
ドーラの息子「こいつ金貨なんか持ってら」
ドーラ「やれやれ、娘を金で売ったのかい?」
パズー「違う!。そんな事するもんか!」
ドーラ「その金で手を引けって言われたんだろうが」
パズー「シータがそうしろって言ったんだ。だから…」
ドーラ「で、いじけてのこのこ帰ってきたわけかい。それでもお前、男かい。えぇ?」
パズー「威張るな!。お前たちだってシータを狙ってるじゃないか!」
ドーラ「当たり前さね。海賊が財宝を狙ってどこが悪い!。おかしなのはあいつらだ。なぜ
	こそこそ娘をさらったりするんだ」
ドーラ「お前あいつらがあの子を生かしておくと思うのかい?」
ドーラ「シータがそう言ったぁ?。バーカ。お前を助けるために脅かされてやったに決まって
	るじゃないか」
ドーラの息子「良くわかるねぇ、ママ」
ドーラ「だてに女を50年やってるんじゃないよ。泣かせるじゃないか、男を助けるための
	つれない仕草。あたしの若い頃にそっくりだよ。お前たちも嫁にするんならああいう
	娘にしな」

軍の通信を傍受して出撃準備のドーラ一家。
パズー「シータをさらいに行くの?」
ドーラの息子「嫁はいらねぇ、飛行石さ」
パズー「石だけじゃダメだ。あの石はシータが持たないと働かないんだ。おばさん!、僕を
	仲間に入れてくれないか。シータを助けたいんだ…」
ドーラ「あまったれんじゃないよ!。そういうことは自分の力でやるもんだ」
パズー「そうさ。僕がバカじゃなくて力があれば守ってあげられたんだ。ラピュタの宝なんか
	要らない。お願いだ」
ドーラの息子「ほう、泣かせるぅ」
ドーラ「おだまり!」
ドーラ考え中。ドーラのつぶやき(そのほうが娘が言うこと聞くかもしれないね)。
ドーラ「二度とここへは帰れなくなるよ」
パズー「わかってる」
ドーラ「覚悟の上だね?」
パズー「うん」
ドーラ「40秒で支度しな!」
パズーを縛り付けている縄を切るドーラ。
ゴーグルを持ち、鳩舎の扉を開け、ドーラの乗るフラップターに乗りこむ。
いざ発進!。って、こういう乗り物見ると色々考えてしまうけど、動力源なんだろな。僕も
1台欲しいなぁ。

ゴリアテが要塞に到着。空中で静止できるのはすごいね。
「風の谷のナウシカ」でもたくさん飛行機が出てきたけど、ゴリアテも同様にデザインが良い。
フラップターで要塞を目指すドーラ一家。
ドーラ「ぐずぐずしてると夜が明けちまうよ」

一方要塞の部屋ではシータが放心状態で外を眺めている。
幼い頃を思い出した。お母さんかおばあちゃんか、泣き止まない幼いシータに、困った時の
おまじないを教える。
リーテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール
「我を助けよ。光よよみがえれ」という意味だそうです。
皆さんも困ったときに唱えましょう(笑)。
これを教えているときには何も起こらないんだね。石を身につけていないせいかな。
そうか。じゃあ僕たちが唱えても意味がないじゃん。石を手に入れなきゃ。
飛行石を手に入れたら唱えましょう。
さて、それを思い出してつぶやいてしまったシータ。
首から下げた飛行石から眩い光が溢れだし、あたりに風が巻き起こる。
ムスカの説明によると、「聖なる光」だそう。
地下で眠るロボットの顔面にあるランプも赤く光り出す。どうやら死んでいなかったようだ。
それとも生き返ったのか?。
手足は一部ちぎれているが、起き上がろうとする。
壁をビームでぶち抜いて部屋から出たロボットは、立ち上がって階段を上っていく。
1回放っただけのビームでなんでこんなに炎が上がるのか。
石造りの要塞はそんなに燃えやすいかなぁ。
ロボットはシータのいる最上階へ上がってくる。
機関銃による攻撃も跳ね返し、再びビームを放って非常扉(蓋?)を破壊しつつ。

ムスカ「聖なる光で、ロボットの封印が解けたのだ。ラピュタへの道が開けた。来い!。」
シータ「いやぁー!」
その悲鳴に反応して再びビームを放つ。あ、そうか。
右側の口径の大きいほうと左側の小さいほうと、使い分けているのだね。
ブリッジを真っ二つに焼き切ったロボットは長い腕の下に翼を生やし、胴体に付いたロケット
で一気に飛んでくる。
シータを守ろうとしているようには見えないけど。

シータが塔の屋上に出ると、飛行石の光は一方向を差す。これはどういうことかなムスカ君?。
ムスカ「あの光の差す方向に、ラピュタがあるのだ」
やっぱり。
将軍が電話で命令を下している中、電話回線を繋ぎ換えるムスカの手下。ムスカは頭が切れるね。

ムスカ「私がムスカ大佐だ。ロボットにより通信回路が破壊された。緊急事態につき、私が
	臨時に指揮をとる。ロボットは北の塔の少女を狙っている。姿を現した瞬間を
	仕留めろ。砲弾から信管を抜け。少女を傷つけるな。」
ロボットはシータに近づき、胸に手を置き、顔のライトを点滅させる。
「自分はあなたを守りに来たんだ」とか言いたげ。
ラピュタを差していたはずのシータの飛行石から出る光が、ロボットの胸にあるマークを差す。
ロボットがシータに手を差し伸ばしたとき、大砲から放たれた砲弾がロボットに命中。
ロボットは倒れ、シータも衝撃で飛ばされる。その拍子に、シータの飛行石は塔の下へ落ちる。
大勢の兵士が、倒れたロボットのところにやってくる。ロボットは動かない。
シータを連れていこうとしているところ、ロボットが首を持ち上げビームを放ちまくる。
キレたみたい。周囲の大砲を破壊しまくる。

フラップターで要塞の近くまでやってきたパズーたち。要塞の様子がおかしい。
ドーラ「どうしたんだい、まるで戦だよ。」
パズー「行こう、おばさん!」
ドーラ「船長とお呼び!」

シータが気がつくとロボットの腕の中にいた。周りは火の海。
要塞が破壊し尽くされてしまえば良いのに、やはり争いは良くないということでしょうか、
シータはロボットに止めるよう言う。
首にしがみついたものだから、照準が外れてビームは市街地の塔を誤爆。これはシータのせい。

ここからシータの救出シーン。名場面のひとつ。

ドーラ「このまま行くとあいつの弾幕に飛び込んじまう。出直しだ!」
パズー「あそこだ!。シータがいる!」
ドーラ「なにぃ!?」
ドーラ「どこだってぇ!?」
パズー「このまま真っ直ぐ飛んで!。小さな塔の上にいる!」
ドーラ「女は度胸だ!。お前たち、援護しな!」
フラップターでシータに近づくドーラとパズー。しかし寄せようとすると羽が塔に当たって
しまう。
シータを抱えていたロボットは、その大きな手でシータを掴む。
ドーラとパズーを敵とみなしたロボットが、シータを渡さないよう抵抗しているのか、と
初めは思った。
シータ「放してぇー!」
ところがロボットはシータを塔の端に立たせてあげたのだ。パズーの手が届きやすいように。
シータの思いが通じたのか、ロボットに感情があるのか、良いシーンです。
シータとロボットが見詰め合っている中、上空のゴリアテから集中砲火。
あんなところから良く当たるな、というくらい、ロボットに命中。今度は致命傷みたい。
砲撃による煙の中をドーラとパズーのフラップターが上がってくるが、ドーラのゴーグルに
塔の破片が当たってドーラが気を失う。
フラップターを操縦していたのはドーラだから、フラップターはまっ逆さまに落ちて行く。
気を失ったドーラの後ろから操縦桿に手を伸ばすパズー。
水面ギリギリでなんとか落下を食い止めた。しかしこのままでは崖にぶつかる。
パズー「上がれぇー!」
そこでドーラの意識が戻った。
ドーラ「最後のチャンスだ、すり抜けながらかっさらえ!」
パズー「はい!」
パズーはフラップターに足を掛けて逆さになって両手を広げる。そこへシータが飛び込む。
いいなあ、このシーン。一回やってみたい。
他の3機のフラップターが色とりどりの煙幕を出しているおかげでゴリアテからの攻撃もなく、
無事に退却するドーラたち。

落とした飛行石のペンダントを発見したムスカの手下。
ムスカが拾い上げる。

ムスカ「聖なる光を失わない。ラピュタの位置を示している。将軍に伝えろ、予定通り
	ラピュタへ出発すると」
倒置法だ。
ロボットは塔の上で丸焦げ。哀れ。

パズーの住む谷へ戻るドーラ一家とパズー&シータの乗るフラップター。
パズーの胸でシータは泣きつづける。いいなあパズー。
その思いはドーラの息子たちも同じだった。
ドーラの息子「いいなあ…」
ドーラの息子「信じられるか?。あの子がママみたいになるんだぞ」
僕は信じない。
ドーラ「お前の谷だ。まったくとんでもない無駄足だったよ」
結局飛行石は手に入らなかったからね。
このあとパズーがシータに向かって「ねっ」と念を押す。
次の台詞のことで相談していたのだろうか。
パズー「おばさん、僕たちを船に乗せてください」
ドーラ「船長と言いな。飛行石を持たないお前たちを乗せて何の得があるんだい」
パズー「働きます」
シータ「ラピュタの本当の姿を、この目で確かめたいんです」
黙り込むドーラ。パズーの言葉より、シータの言葉に動かされたのではないか。
ドーラは心優しい良い人だから。

ドーラ「ふん、宝は要らないとかラピュタの正体を確かめるとか、海賊船に乗るには動機が
	不純だよ」
ドーラの息子「ママ、連れてくの?」
ドーラ「変な真似したらすぐ海に叩きこむからね」
フラップターの上から、遠ざかっていく住み慣れた谷を無言で見つめるパズーとシータ。
もう戻ってこられないかもしれないという覚悟を決めたのだろうね。

タイガーモス号に戻るドーラ一家とパズー&シータ。
ゴリアテに比べて明らかにローテクなのが良い味出してる。
パズーは機関室に連れていかれてエンジンのメンテナンス。早速てきぱきと仕事をこなす。
やるじゃん。
シータはドーラと一緒にラピュタの方角を確かめる。

ドーラ「ほとんど真東だね、飛行石の光が差したのは。間違いないだろうね」
シータ「私のいた塔から日の出が見えました。今は最後の草刈りの季節だから、日の出は
	真東より、ちょっと南へ動いています。光は日の出た丘の左端を差したから…」
ドーラ「良い答えだ。そっちはどうだい」
ドーラの手下「うんともすんとも言わねえです」
ドーラ「無線封鎖して行方をくらます気だね」
ドーラの息子「ママぁ、ゴリアテのほうが足が速いよどうするの?」
ドーラ「あたしら奴の風上にいるんだ。貿易風をつかまえれば…。これはね、東洋の計算機
	だよ。風力が10と。何とかなりそうだ」
日本では『そろばん』という。

ドーラ「みんな、よーくお聞き。ゴリアテは既にラピュタへ出発した。本船はこれより追跡を
	開始する。風をつかまえれば明日には接触できるはずだ。奴を最初に見つけたものに
	金貨10枚を出すよ。ラピュタがどんな島だろうが、まっとうな海賊を慰めてくれる
	財宝ぐらいあるはずだ。さあみんな、しっかり稼ぎなっ!」
船内放送で呼びかける。船内に管を張り巡らせてあるのかな。
電気とか電波とか使っていないみたいだし。

ドーラはシータに着替えるよう言う。箪笥の中から取り出したのはカボチャみたいなパンツ。
どうやってウエストを調整したのやら。
ところでその衣装箪笥の上にかかっている絵(というか写真)は若き日のドーラだろうか。
なかなかカッコイイぞ。
シータの持ち場は台所。洗い物がたまっていてすごい状況。
ドーラ「食事は1日に5回だ。水は節約するんだよ」
よー食うね。飛行船の中で水が貴重なのは理解できる。
腕まくりして気合いを入れるシータ。頑張れ。
パズーが一所懸命飛行船の油を差している中、ドーラの息子たち乗組員は次々シータのいる
台所へ手伝いに来る。
というか、シータの近くにいたいんだね。わかるわかる。
意外にも一番乗りは大人しそうな乗組員。

飛行船の一室でチェスをするドーラと機関士(どういう関係?)。

機関士「ドーラも変わったねぇゴリアテなんぞに手を出すとはよ。勝ち目はねえぜ」
ドーラ「ふん、ラピュタの宝だ無理もするさ」 
機関士「へっへっ確かに良い子だよあの二人はなぁ」
ドーラ「何が言いたいのさこのクソじじい」
機関士「カタギに肩入れしてもよ、尊敬はしてくれねえぜって」
ドーラ「なんだって?」
機関士「いやほら、王手だな」
たしかに、クソじじいは何を言いたいのだろう。なかなか気になる会話です。

夕食のシーン。シータのためにたくさん食べる男ども。

夜。床で寝るパズーに見張りの時間が来た。
ドーラの息子に起こされるが、「寒いぞ」と上着を渡される。
こういうさりげない優しさが良い。
ドーラの部屋で寝ていたシータはその会話に目を覚まし、パズーのもとへ。
ドーラも気づくが、すぐに止めないあたり、良い人なんだ。
パズーと一緒に見張りを続けるシータ。
二人の会話は船内放送(前述の管ね)を通じてドーラに丸聞こえ。

シータ「パズー、あたし、怖くてたまらないの。ホントはラピュタなんかちっとも行きたく
	ない。ゴリアテなんか見つからなければ良いのにって思ってる」
パズー「じゃあ!」
シータ「うんうん、光の指した方向は本当。でも…」
パズー「あの、ロボットのこと?」
シータ「…」
パズー「かわいそうだったね」
シータ「おばあさんに教わったおまじないで、あんなことが起こるなんて…。わたし、他にも
	たくさんおまじないを教わったわ。物探しや病気を治すのや、絶対使っちゃいけない
	言葉だってあるの」
パズー「使っちゃいけない言葉?」
シータ「滅びのまじない。良いおまじないに力を与えるには、悪い言葉も知らなければ
	いけないって、でも決して使うなって。教わったとき怖くて眠れなかった」
シータ「あの石は外へ出しちゃいけないものだったのよ。だからいつも暖炉の穴に隠して
	あって、結婚式にしかつけなかったんだわ。お母さんも、おばあさんも、
	おばあさんのおばあさんもみんなそうしてきたんだもの。あんな石早く捨てて
	しまえば良かった!」
パズー「違うよ。あの石のおかげで僕はシータに会えたんだもの。石を捨てたってラピュタは
	なくならないよ。飛行機械がどんどん進歩してるから、いつか誰かに見つかっちゃう。
	まだ、どうしたら良いかわからないけど、本当にラピュタが恐ろしい島なら、ムスカ
	みたいな連中に渡しちゃいけないんだ。それに、今逃げ出したら、ずっと追われる
	ことになっちゃうもん」
シータ「でも私のためにパズーを海賊にしたくない」
パズー「ふっ、僕は海賊にはならないよ。ドーラだってわかってくれるさ。見かけより良い人
	だもん。全部片付いたら、きっとゴンドアへ送っていってあげる。見たいんだ、
	シータの生まれた古い家や、谷やヤクたちを」
シータ「パズー!」
操縦席にいるドーラの息子たち、このラブラブムードに悔しそう。
なんだ、やっぱ他の連中も聞いていたのか。
そりゃそうだよね、連絡が常に入るようにしておかなくちゃ。

ゴリアテに見つかり雲の中へ逃げるタイガーモス号。
ゴリアテは深追いはしないらしくラピュタへの飛行を続ける。

船内通信を使っての会話

ドーラ「予想より進路が北だった。パズー、時間がない、良く聞きな。ゴリアテに
	振り切られたらおしまいだ。お前は目が良い。見張り台だけ雲から出して追跡する」
パズー「どうすれば良いの?」
ドーラ「その見張り台は凧になる。中にハンドルがあるだろ」
パズー「あった」
ドーラ「時計廻しに廻しな」
ドーラ「フックが掛かったら上のハンドルを廻せば翼が開く」
ドーラ「開いたらワイヤーを張りな。操縦は体で覚えるんだ。シータ、そこにいるね」
シータ「はい」
ドーラ「お前は戻っておいで」
シータ「なぜ?」
ドーラ「なぜってお前は女の子だよ」
シータ「あら、おばさまも女よ。それに私、山育ちで目は良いの」
パズー「シータ!」
シータ「お願い(パズーに言う)。パズーもそうしろって」
ドーラ「ハハハハハハハ、上がったら電線管は使えないよ。中に電話があるから、そ…」
シータ「電話ってこれね、おばさま」

見張り台は凧のように上空へ上がる。操縦桿を握るパズーの目つきはカッコイイね。
パズーはシータにロープでお互いを結ぶよう指示する。一人だけ落っこちないように。
パズー「夜が明ける…」
シータ「パズー、おかしいわ。夜明けが横から来るなんて」
パズー「そうか、僕らは東へ進んでいるはずなんだ。ブリッジ!」
ドーラ「え?北へ向かってるって?」
ドーラの息子「コンパスは東を指してるよ」
ドーラ「風が変わったんだ。流されて進路が狂っちまった」
シータ「見てあれ!」
ドーラ「どうしたんだい。ゴリアテかい?」
パズー「雲です!。ものすごく大きな!」
ドーラ「雲?」
シータ「こっちへ近づいてくるわ!」
くも?。ものすごく大きな蜘蛛。近づいて来たらそりゃあ怖い。でもここでは雲。
形はカマキリの卵みたい。
パズー「空の城だ…」
ドーラ「そいつは低気圧の中心だ。風に船を立てな。全速力ぅ!。引きずり込まれるよ」
大きな雲に近づいていく二人を乗せた凧。
パズー「どんどん引き寄せられてます」
ドーラ「踏ん張りな。収容はできない」
ドーラの息子「舵が動かねぇ!」
ドーラ「いつものくそ力はどうしたい!」
機関士「ドーラ、エンジンが燃えちゃうよ!」
ドーラ「泣き言なんか聞きたかないね。なんとかしな!」

ドーラ「龍の巣だぁ!」
パズー「龍の巣?、これが…」
パズー「父さんの言ったとおりだ。向こうは逆に風が吹いている」
ドーラ「すぐそこに風の壁があるよ」
ドーラの息子「ママぁ、ダメだ、吸い込まれる」
ドーラ「男が簡単に諦めるんじゃないよ」
パズー「ブリッジ!、ラピュタはこの中だ!」
ドーラ「なんだってぇ!?」
パズー「父さんは龍の巣の中でラピュタを見たんだ」
ドーラ「バカな、入った途端にばらばらにされちまうよ」
シータ「パズー!、あそこ!」
ゴリアテ接近。
ドーラ「このクソ忙しいときに」
ゴリアテ攻撃開始。逃げる余裕のないタイガーモス号。

パズー「行こう、おばさん。父さんの行った道だ。父さんは帰ってきたよ」
ドーラ「よし、行こう龍の巣へ」
その瞬間ゴリアテの砲撃が命中。
しかも凧と繋がるワイヤーの根元を破壊され、凧は糸が切れた状態で風に飛ばされる。
タイガーモス号も炎上して雲の中へ消えて行く。
ゴリアテの船内では勝ち誇る将軍。
艦員「本艦も危険です。退避します」
ムスカ「このまま進め。光は常に雲の渦の中心を指している。ラピュタは嵐の中にいる。
	聞こえないのか。このまま進むんだ。必ず入口はある」

パズーとシータの乗る凧は風にもてあそばれ雲の中へ。
途中パズーは父さんの幻を見る。
おそらく「父さん!…」とつぶやいたのだろう。
雲を抜けた凧はワイヤーが引っかかって静かに着地。
雲が次第に晴れていき、空に浮かぶ島の全体像が明らかになる。
このときのBGMが良いんだな。

シータとパズーは転げまわって笑い合い、ラピュタ上陸を喜ぶ。
2人の元へロボット兵が歩いて近づいてくる。
歩くのに合わせて変な音が出るのはなぜ?。要塞ではそんな音は出なかったぞ。
このロボットは戦闘用ではないのかな?。
パズー「シータの出迎えかな」
シータ「でもあたし、飛行石持ってないわ」
2人が乗ってきた見張り台(凧)に手をかけるロボット。壊す気か?。
パズー「何をする!」
シータ「待って。お願い、それを壊さないで。それがないと帰れなくなるの」
顔面のLED(?)を点滅させて返事をした後、ロボットは見張り台を持ち上げる。
その下には鳥の巣があり、中に卵が3つ。
シータ「ヒタキの巣だわ」
パズー「このために?」
巣の無事を確認したロボットは、2人に向かって顔面の光と音で合図する。
シータ「おいでって」
パズー「言葉がわかるの?」
シータ「そんな気がするだけ」
ゆっくり歩くロボットについてく。
途中、通路脇の池を覗き込むと、水の下には街並が沈んでいる。
周りの建物も植物が覆い尽くしている。典型的な廃墟だね。
建物の中に入ってもそこはジャングルのように大きな木が並ぶ。
日光が差し込んでいる。
パズー「建物の中のはずなのに…。シータ!あの空!」
シータ「ええ」
空は壁を透かした先に見える。どういう壁の構造だろう。
外からは中は見えないけど、中からは外が見える。マジックミラーみたいな。
現代の科学では説明できません。

パズー「立派な街だったんだ。科学もずっと進んでいたのに、どうして…」
先に歩いていってしまったロボットを追って歩みを進める2人。
草むらを抜けるとそこは大きな広場のようになっていて、中心に巨大な木が1本。
その幹は天井を突き破り、枝はラピュタ全体を包んでいる。
木の根元には石碑が立っていて、何か文字が刻まれている。
その手前の地面にも石版が埋められている。
パズー「彫ってある字が読めるといいんだけど」
シータ「花が供えてある。あなたがしてくれてるの?」
横に立つロボットに尋ねる。しかしロボットは答えない。
シータ「はっ!、パズー!」
パズー「さっきのロボットじゃない!」
そのロボットは肩から顔にかけてコケが生えていて、まさに長い年月そこに立っていたこと
がわかる。
パズー「ずーっと前に、壊れたんだ」
良く見ると、その巨大な木の根元にはたくさんのロボットが埋まっている。

パズー「きっと、園丁のロボットなんだ。人がいなくなってからも、ずーっとここを
	守ってたんだね」
さっき2人を出迎えてくれたロボットが、摘んだ花を手に持って歩いてくる。
長い腕で2人に花を差し出すこのシーン、いつ見ても泣かされます。
シータ「お墓に供える花を摘んできてくれたの?。ありがとう…」
パズー「きみ、一人ぼっちなの?。ここにはもう他のロボットはいないのかい?」
ロボットは音と光で答えるが、なんと言っているのやら。
肩の周りでキツネリスが走りまわる。ナウシカに出てきたのと同じ種類か?。

パズー「ちっとも寂しくないみたいだね。友達もいるし、ヒタキの巣を見まわったりも
	しなきゃならないし」

ダイナマイトが爆発。ムスカ一行も上陸した模様。
驚いた鳥たちが一斉に飛び立つ。
音の出た方向を目指すパズーとシータ。
ラピュタに横付けするゴリアテと、無残な姿のタイガーモス号。
だからどうして空中で静止できるのか、ゴリアテは。気になる。
離れた場所から見下ろすパズーとシータ。
パズー「タイガーモス号がやられてる」
シータ「おばさまたち大丈夫かしら」
パズー「シータ!、あそこ!」
シータ「あぁ!みんな捕まってるわ」
パズー「海賊はすぐ縛り首だ」
シータ「助けなきゃ」
パズー「行こう!」

一方捕まったドーラ一家の前では、内部を調査した部下が宝を持ってやってくる。
部下「街への突入口が開きました。ご覧ください、中は宝の山です」
ドーラの息子「すげえ…」
将軍「どうだ、欲しいか。お前らにはたっぷり縄をくれてやるわい」
将軍「本国にラピュタ発見の報告をしたか?」
ムスカ「これからです」
将軍「せいぜい難しい暗号を組むんだな。こらあ〜、ネコババするなぁ〜」
ムスカ「バカどもにはちょうど良い目くらましだ」

ドーラ一家の救出に向かう2人。途中の窓から内部の様子を覗く。
宮殿の中では大勢の兵隊が宝の略奪を行っている。
パズー「ひどいことするなぁ」
シータ「あの人たちが上の庭へ行ったら…」
パズー「シータ、飛行石を取り戻そう」
シータ「え?」
パズー「ここを奴らから守るにはそれしかないよ。なぜ雲が晴れたのか気になってたんだ。
	こんなふうにならなければ、奴らは上陸できなかったはずなんだ」
シータ「私のおまじないのせい…」
パズー「ムスカの言った、封印が解けたって、これなんだよ、きっと。もうこの城は眠りから
	覚めてるんだ。嵐に乗って飛行石を持つ者を迎えに来たんだよ。このままでは
	ムスカが王になってしまう。略奪よりもっと酷いことが始まるよ!」
シータ「でも、飛行石を取り戻したって、私どうしたら良いか…。はっ!、あの言葉…」
パズー「あの言葉って…、滅びの、まさかっ!」
兵隊が近づいてきたので隠れる2人。これだけ大声で話してりゃ、兵隊だって気づくでしょ。

ドーラ達のすぐ近くまで来た2人。
パズーが離れたブロックに飛び移るが、下のほうから崩れて行く。無謀です。
シータの背後にはムスカ一行が。一歩間違えばご対面でした。
パズーが見つからないよう祈るシータ。
あと一歩のところでパズーが見つかり、ムスカの手下が発砲。
隠れていたシータが飛び出してパズーを守る。
この判断が微妙だね。
隠れたままのほうが、シータが捕まらず済んだかもしれないけど、シータが後々飛行石を
取り返すことができたのは、このせいかもしれないし。
ムスカ「これはこれは、王女さまではないか」
パズー「シータ!、くそぉ」
手下の打った弾がパズーの顔をかすめる。
兵隊「大佐、何事ですか!」
ムスカ「海賊の残りだ。もう一匹その足元に隠れているぞ」
パズー「シータ!待ってろー!」
壁の中に消えて行くムスカ一行とシータ。
パズーは繋がれているドーラ達の地面下に来る。
ドーラの座る部分のレンガ(?)が2個外れてパズーが顔を覗かせる。

パズー「おばさん!。シータが捕まったんだ。僕は助けに行く。縄を切るから逃げて」
ナイフでドーラの手を縛っている縄を切る。
パズー「うまく逃げてね」
ドーラ「これ、お待ち。持ってきな」
ズボンの中に隠し持っていたバズーカ砲をパズーに渡す。
パズー「ありがと!」
ドーラ「急に男になったね」

ムスカと手下、それにシータはラピュタ下部の黒い半球体の中。
黒い立方体のブロックが音もなく上下左右に動いている。
その1つに乗る4人。
手下がムスカに尋ねる。
手下「大佐、ここは一体…?」
ムスカ「ラピュタの中枢だ。上の城など、ガラクタにすぎん。ラピュタの科学は、すべて
	ここに結晶しているのだ」
壁が開き、ムスカとシータが中に入る。
ムスカ「お前達はここで待て」
残されて慌てる手下2人。もう用は済んだということだね。
ムスカ「ここから先は、王族しか入れない聖域なのだ」
再び別のドアが開く。

ムスカ「なんだこれは。木の根がこんなところまで!。一段落したら、すべて焼き払って
	やる」
手帳を見ながら奥へ進んで行くムスカ。目が狂っています。
行く先すべてで植物がはびこっている。
部屋の中心には球状になった木の根の中で、巨大な飛行石が宙に浮いて回っている。

ムスカ「これこそ、ラピュタの力の根源なのだ。素晴らしい、700年もの間、王の帰りを
	待っていたのだ」
シータ「700年?」
ムスカ「君の一族は、そんなことも忘れてしまったのかね?」
さらに奥へ進み、黒い石碑の前に立つムスカ。
ムスカ「黒い石だ。伝承の通りだ。読める、読めるぞ」
シータ「あなたは一体誰!?」
ムスカ「私も、古い秘密の名前を持っているんだよ、リュシータ。私の名はロムスカ・パロ・
	ウル・ラピュタ」
シータ「えっ!」
ムスカ「君の一族と私の一族は、元々1つの王家だったのだ。地上に降りたとき2つに
	別れたがね」
ムスカは要塞で、「トゥエル」は「真(まこと)」とシータに説明していた。
ってことは、「パロ」は「偽りの」とか「裏の」という感じで、ニセの王様ってことかな。

黒い半球から8本の角が出て、さらに半球の先っちょがせり出して、ムスカの声に導かれ
将軍と兵隊が中に入る。
将軍たちの前にムスカとシータが現れる。幻影みたいだ。
将軍「何の真似だ?」
ムスカ「言葉を慎みたまえ。君はラピュタ王の前にいるのだ」
将軍「貴様正気かぁ?」
ムスカ「これから王国の復活を祝って、諸君にラピュタの力を見せてやろうと思ってね。
	見せてあげよう、ラピュタの雷を」
8本の角から円状にできたビームが1本に収束されて地上に放たれる。
原爆のような、たこ焼きのような巨大な爆発が生じる。

ムスカ「旧約聖書にある、ソドムとゴモラを滅ぼした、天の火だよ。ラーマヤーナでは、
	インドラの矢とも伝えているがね。全世界は再びラピュタの元にひれ伏すことに
	なるだろう」
将軍「素晴らしいムスカ君、君は英雄だ。大変な功績だ」
ムスカに向かって発砲。しかし弾は素通り。そりゃ、幻影だもの。
ムスカ「君のアホ面には、心底うんざりさせられる」
次の攻撃を始めようとするムスカの手を、隣に立つシータが防ごうと抵抗。
シータ「みんな、逃げてぇ!」
抵抗もつかの間、次の一手が下される。
ムスカ「死ねぇ!」
将軍らのいた部分の床が開き、皆落下して行く。
高々と笑いながら消えていくムスカ(の幻影)。
落下を免れて逃げる兵隊も、次々と現れるロボット兵に追われる。
縄を解いたドーラ一家もタイガーモス号の中へ隠れる。
フラップターはまだ使えるようだ。
ドーラの息子「早く逃げようよ」
ドーラ「静かに!。声を立てるんじゃないよ。何をぐずぐずしとるんだい、あの2人は。
	置いてっちまうよ」
縄を切ってもらったのだから、置いて先に逃げるわけにはいかないよね。
でもロボットが中に入り込んでこないことが不思議。悪い人でないと判断したのかな。
ゴリアテはラピュタに向かって攻撃開始。
パズーが爆風で飛ばされたのはロボットの格納庫。
そこから飛行形態のロボットが飛び立っていく。

ラピュタの中枢で黒い石の前に立つムスカ。
炎上し落ちて行くゴリアテがプロジェクターのように映し出される。

ムスカ「素晴らしい。最高のショーだと思わんかね。はっはっ、見ろ、人がごみのようだ。
	はっはっはっはっ」
見るに耐えられず飛行石を力ずくで奪うシータ。
飛行石を持ってムスカから逃げる。
パズーも、ドーラから渡されたバズーカで壁を破壊しつつシータを探す。
お互い名前を呼び合って、ついに壁1枚隔ててご対面。
パズー「今行く!。くそぅ、下がって!」
パズーは壁をバズーカで破壊しようとする。
シータ「早くこれを!、ムスカが、急いで!」
撃とうとしているのに離れないから、危なくて撃てないじゃないか。
パズーもそうしているシータに気づいて良かった。
シータ「海に捨ててぇ!」
ムスカが到着してパズーに発砲。幸いゴーグルが割れた程度で済んだ。
ムスカ「その石を大事に持ってろ。小娘の命と引き換えだ」
ムスカは逃げたシータを追う。
パズーはもう1発バズーカを放って壁の穴を広げ、シータの元へ急ぐ。

ムスカがシータを追い詰め、倒れたシータに言う。

ムスカ「立て、鬼ごっこは終わりだ。終点が玉座の間とは、上出来じゃないか。
	ここへ来い!」
シータ「これが玉座ですって?。ここはお墓よ、あなたと私の。国が滅びたのに、王だけ
	生きてるなんて滑稽だわ。あなたに石は渡さない。あなたはここから出ることも
	できずに、私と死ぬの。今は、ラピュタがなぜ滅びたのか私良くわかる。
	ゴンドアの谷の歌にあるもの。土に根をおろし、風と共に生きよう。種と共に
	冬を越え、鳥と共に春を歌おう。どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの
	可愛そうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!」
ムスカがシータに発砲。左のお下げの髪が撃ち落される。ムスカの銃の腕は凄い。

ムスカ「ラピュタは滅びぬ。何度でも蘇えるさ。ラピュタの力こそ、人類の夢だからだ」
ムスカが発砲。右のお下げの髪が撃ち落される。

ムスカ「次は耳だ。ひざまずけ、命乞いをしろ、小僧から石を取り戻せ!」
パズー登場。

パズー「待てぇ〜!。石は隠した。シータを撃ってみろ。石は戻らないぞ!」
シータ「パズー来ちゃダメ。この人はどうせ私達を殺す気よ!」
ムスカ「小僧、娘の命と引き換えだ。石のありかを言え!。それとも、その大砲で私と
	勝負するかね」
パズー「シータと2人っきりで話がしたい」
シータ「来ちゃダメ。石を捨てて逃げて!」
ムスカ「3分間待ってやる」
シータとパズーが抱き合う。そしてパズーがシータに囁く。

パズー「シータ、落ち着いて良く聞くんだ。あの言葉を教えて。僕も一緒に言う。僕の
	左手に手を乗せて」
パズーの左手には弱々しく光を放つ飛行石が乗っている。
隠したって言ったのに、うそつき。でもそれが一番安全かもね。
パズー「おばさんたちの縄は、切ったよ。」
ムスカ「時間だ。答えを聞こう」
他のサイトでも良く取り上げられているネタですが、ムスカが「3分間待ってやる」、と
言ってから「時間だ」と言うまで、50秒しか経っていない。
ムスカもうそつき。
あと、言葉を教えているときに石が働かないのもちょっと不思議。
バズーカを投げ捨てるパズーとそれを意外に思うムスカ。
パズー&シータ「バルス!」
言葉がピッタリ揃うのも不思議。2人の息が合っているってことか。
滅びの呪文を唱えた途端、手にした飛行石から青い光が溢れる。
ムスカも、パズーとシータも目が眩む。
ラピュタ中枢の巨大な飛行石も天井を破って急上昇。
上下左右に動いていた立方体の黒いブロックも崩れ始め、ラピュタの下半分全てが崩壊。
ムスカは目が眩んだのか、割れた眼鏡で目をやられたのか、「目がぁ、目がぁ〜」と
壁伝いに歩き回る。
パズーとシータは木の根に倒れて気を失っている。
タイガーモス号の中で2人を待っていたドーラ一家も、やむなく退避。
この崩壊シーン。落ちてゆくムスカがいる、というネタがあるのですが、それらしき
人物を発見。
4機繋がって飛ぶフラップターの次のシーンで、中央に写る巨大な塊の右端。ムスカっぽい。
これが噂の「人がごみのようだ、と言いながら自分もごみのように落ちて行くムスカ」ですね、
きっと。

ラピュタは巨大な飛行石の力でどんどん上昇して行く。

先に気がついたパズーの言葉でシータも目を開ける。
パズー「シータ」
シータ「パズー。まあ!」
パズー「木の根が、僕たちを守ってくれたんだ」
木の根を登っていくと、途中に見張り台が引っかかっていた。
パズー「ワイヤーを張れば大丈夫だ。行くよ」
シータ「ええ」
凧でラピュタから離れて行くときに、園丁のロボットが何事もなかったかのように歩いている。
このシーンも好き。また涙が出てきた。
昇っていくラピュタを見つめる2人。色々な思いがあるのだろう。
「これで良かったんだ…」とかね。

乗員満載で飛行を続けるフラップターのところに、パズーとシータの乗る凧が近づいてきた。
ドーラの胸に飛び込むシータ。
シータ「おばさま!」
ドーラ「良く生きてたね」
パズー「みんな、無事だった?」
機関士「無事なもんかい。ワシの可愛いボロ船が、トホホ」
ドーラ「めそめそするんじゃないよ。もっと良い船つくりゃいいんだ。可愛そうに、
	髪の毛を切られるほうがよっぽど辛いさ」
シータ「おばさま、痛い」
ドーラ「ごめんよ。情けないじゃないか、散々苦労してこれっぱかしさ」
ドーラは胸の中から一握りの宝石を取り出して見せる。
ドーラの息子たち「ニヒヒヒヒィ」
息子たちもどこに隠し持っていたのか、財宝をたくさん持っている。
ドーラの息子「何しろ時間がなくてよぉ」
全員「わはははは!」
海賊だから略奪はする。でも欲は少なく、人間味のある海賊たち。
こういう海賊なら、なっても良いかな(笑)。

パズーとシータは凧でおそらくゴンドアへ向かったのだろう。
ドーラ一家に手を振って別れる。
ドーラ一家はどこへ向かったのだろう。とりあえず新しい船を作らなくちゃね。
問題はラピュタがどうなったか。このまま上昇を続ければ大気圏で燃え尽きる。
それともラピュタの科学は大気圏をも突き抜けて宇宙へ?。
あるいは上昇が止まってどこか一定高度を保って上空をさまよっているとか。


総括:ジブリのアニメの中で最高傑作。ナウシカが真面目な作品であることに比べ、
	ラピュタは純粋に冒険活劇として楽しめる。その中にさりげなく子供への教訓を
	含め、科学技術や世の中への風刺も込めて、自然と共生しなくてはいけないという
	強いメッセージを込めているのではないか、と僕は読む。


★★★★★



v.5

⇒ 「ルパン三世 カリオストロの城」




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