2001 French Blue Meeting



年に一度のフランス車の祭典、「フレンチ・ブルー・ミーティング」というイベントが 10月21日に長野県の車山高原にて開催されました。ワーゲン・ゴルフに乗っている僕も フランス車は大好きなので、ドイツ車で参加することにためらいはあったものの、 どんなイベントなのか様子を伺いに行ってきました。予想以上の規模と参加車種の多様さに 感動したものの、高原のあまりの寒さに上着を持っていかなかった自分は、終始凍えていましたが、 来年こそはフランス車で参加しようと誓ったのでした。下に、その時撮った写真の一部を載せます。

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1.駐車場



会場に着くのが遅く、奥の方の駐車場へ誘導されましたが、見渡す限り98%フランス車。 自分は肩身が狭かったです。会場へ向かう国道152号なども時折フランス車が走っていて、 「あ、ミーティングの参加者だな」と思ったのであります。


2.車の紹介・その1



左2つはシトロエンH(アッシュ)トラック。中央がシトロエン11CV(トラクシオン・アヴァン)、 あるいはその後継の15 SIXかも。右2つはシトロエン2CV。いずれも金属ばねのシトロエンですね。 会場内のコースで開かれていたジムカーナには2CVもたくさん出走していました。カーブでは外側に 大きく傾きながら、上下に大きく揺れながら走る姿に観客から歓声が沸いていました。2CVも、 いいなぁ…。


3.車の紹介・その2



一番左は2CVではポピュラーなカラー。中央3つはシトロエンSM。宇宙船のようなスタイルが特徴。 名古屋も遠いけど、香川からよく来たねぇ。隣のXMはハイドロサスが不調のようで、フロントが 下がっていませんね。よくあるトラブルみたいです。一番右の橙(だいだい)色の奇麗な車は シトロエンGS、「京57」ナンバー、大事に乗っていることが分かります。


4.車の紹介・その3



左2つはシトロエンCX。中央がシトロエンDSのブレーク(ステーションワゴン)。その右が DSのセダン。ずっと見ていると顔つきが猫に見えてくるでしょ。1組のヘッドライトの内側の ライトがハンドルと連動して左右に首を振るのです(固定されているタイプもある)。右端の 写真はリヤウインカの拡大写真。細部まで美しいです。DSは僕の「夢」です。


5.車の紹介・その4



左端はシトロエンDSのリヤビュー。車高の違いは室内レバーで調整できます。右の4枚は 一番大衆的で手頃なシトロエンBX。左から、一番多いタイプ、SPORT(おそらく限定車)、 初期のBX(ボビンメーター)、ミシュランカラーのブレーク。どれも素晴らしい。感無量です。


6.車の紹介・その5



比較的新しい車です。左2枚はシトロエンXM。ただのXMではなく、CITUNING(シチューニング) というエアロパーツを纏った車です。僕の見た目重視の改造とは違って、エンジンや足回りにも 手が加えられていると思われます。真ん中はジムカーナのコースで行われたシトロエン2CVによる クランク掛け競争。クランクでエンジンをかけてその早さを競うもので、これには観客から 拍手喝采を浴びていました。右隣の写真はプジョー306のラリー仕様。右端の白い車はプジョー 406。ルーフの青色回転灯が謎です。


7.車の紹介・その6



左2つは、プジョー206とルノー・クリオのラリー仕様、どちらもマッチョ。真ん中は ルノーの古い車(CARAVELLEと書いてある)。ちなみに、隣に止まっているシトロエン・ エグザンティア・ブレーク、車高が落ちきっていてカッコイイ。右の写真はルノーのミニバン であるエスパス。直線的で好きです。右端はルノー21ターボ。フランス流の「羊の皮をかぶった オオカミ」で、見た目は普通のセダンだけどかなり速い(らしい)。こういうのも好き。


8.車の紹介・その7



まだ続きます。左端から、ルノー・アルピーヌV6ターボ。フランスのスポーツカーですが、 リヤエンジン、リヤドライブのRR、そしてFRPボディー。さらにこのスタイル。これも僕の 憧れです。とは言っても、それほど高価な車でもない。真ん中の青い車はルノー・アルピーヌ・ A610ターボで、V6ターボの後継車。250PSだそう…。僕はV6ターボの方がデザイン的に好きだな。 右の黄色い車もルノー・アルピーヌ。A110というモデルで、昔のラリーカーです。名車だが 個人的にこの顔はあまり好きではない。


9.車の紹介・その8



左はルノー・スポ−ル・スパイダー。カウンタックのようなガルウイングドアを採用。 たくさんいるけど、2色しか設定がないのかな。中央の写真は有名なルノー4(キャトル)。 これまた同じ色ばかり。右の写真は漫画家田中むねよし氏のイラストの入ったグッズを扱う むねよしガレージ14.7の販売車両。僕はステッカーを購入。



他にも新しい車も多数参加していたし、載せたくても頁の都合上掲載を見送った写真もたくさんある。 それにしてもマニアックな車がこれだけたくさん集まるとは思わなかった。 会場には僕のワーゲンのほかにもポロやパサートもいたしアウディもランチアも日本車もいた。 が、やはりフランス車で堂々と参加したい。来年はフランス車で参加できるといいなあ、と思いつつ、 カタログを眺めている。 やっぱBXが手頃だよな。でも21ターボも安くなってきたし、2CVもXMも面白い だろうし、外し技でHトラックとか、いやプジョーのTAXi仕様かな…(後略)。

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